マッキンゼーは自分の持っていた印象を覆してくれた
INSEADでMBAを取得後、2014年にマッキンゼーに入社する以前は、製造工程の改善に関わる専門性を生かし、電気・水道事業の会社の製造リーダーとして従事していました。
マッキンゼーに入社してから4年間で製薬、半導体、消費財および乳製品等、様々な業界を横断してプロジェクトに携わってきました。オペレーション領域に注力しているため、業務の70-80%を製造やサプライチェーンプロジェクトに費やし、それ以外はデジタル事業の構築、IoT戦略、アドバンスドアナリティクス等、関心を持っている分野に挑戦しています。直近ではグローバル消費財企業において、急増する需要を満たすためのエンドツーエンドでのサプライチェーン最適化を支援しました。
マッキンゼーに関心を持った一番の理由は、自分のキャリア構築の観点から、業界を横断して様々なオペレーションに関わることができるという点でした。もう一つの理由はインパクトの規模。前職では、生産工場一ヵ所の改善に従事していましたが、マッキンゼーでは大手企業の経営陣と共に、非常に大きな規模でインパクトを出す機会があることを知りました。さらに、面接時にお会いしたコンサルタントの方々に感銘を受けたことが、マッキンゼーで働く決め手となりました。
入社して一年が過ぎるまで、マッキンゼーで長く働こうとは思っていませんでしたが、クライアントの価値向上といった使命を第一に動く組織であるマッキンゼーが唯一無二の環境を提供してくれるのを肌で感じ、考えが変わりました。
ここで働き続けるモチベーションとなっているのは、人、主体性、グローバルモビリティの3つです。マッキンゼー入社時は、コンサルタントは自己完結型の利己的なタイプの人達だと思っていましたが、すぐに自分が間違っていることに気づきました。マッキンゼーには、プロフェッショナルとして、また、プライベートでも成長させてくれる、そんなメンターや生涯の友との出会いがあります。
マッキンゼーはフラットな組織であり、自分で自分の働き方を決めます。5週間の休職期間を含むパートタイムプログラムから、自分の関心に基づいたプロジェクト選択、そして毎年実施される2-3週間のグローバルプロフェッショナルプログラムへの参加まで、研修ニーズや希望に応じて、働き方を自ら設計するのです。
私は人生の半分以上を海外で過ごした経験から、グローバルなキャリアを築きたいと常々考えていました。そのような自分にとって、マッキンゼーは多様なチーム環境だけでなく、世界中のクライアントのために、世界中で働く機会を与えてくれる場所です。
