入社してまず言われたのが、「Show your own McKinsey」でした。その言葉通り、自分でどんな業界、専門分野でどう成長したいかについて、能動的に探して選び取っていけること、またそうした際に周りがサポートしてくれることは、非常に驚きでした。

「ゴーンさんみたいに、なりたいんです!」

「Absolutely, you can!」

そう聞いたのが決め手となりました

公務員の立場から流通業・製造業の企業再生や産業再生機構などに関わっていく中で、ビジネスの変革を自分で実際にやってみたい。また、そのための経験・スキルをもっと伸ばす必要がある、と感じるようになりました。10年後までに、カルロス・ゴーンさんのように、変革を実行できるグローバルなリーダー、企業再生・価値向上のプロフェッショナルになりたい、という思いが抑えきれなくなり、転職しました。

今、振り返ってみて、その時の決断は間違っていなかったと確信しています。

入社して最初の2年は、コーポレート・ファイナンス・プラクティスという、香港にアジアのベースがある部署で、日本を中心にアジアの投資銀行やプライベートエクイティ、事業会社をクライアントとした企業買収の判断のサポート・買収後の組織改編、成長戦略の立案に主に関わりました。

その後、南北アメリカ大陸で6~9ヵ月、欧州・中東・アフリカで6~9ヵ月働くことのできる当時の社内転勤制度を活用して、アメリカ西海岸、シリコンバレーで働きました。シリコンバレーでは、出身国とは全く関係なく現地のチームに入り、現地のクライアントと仕事をし、世界を猛スピードで変革させている、イノベーションの中心にいるという実感を持つことができました。

マッキンゼーの魅力

入社してまず言われたのが、「Shape your own McKinsey」でした。その言葉通り、自分でどんな業界、専門分野(マーケティング、コーポレートファイナンス、オペレーションなど)でどう成長したいかについて、受け身ではなく、探して選び取っていけること、またそうした際に周りの人々がどんどんサポートしてくれることは、非常に驚きでした。

計画立案だけではなく、実行のサポートを重視していること

絵に描いた餅ではなく、人、組織を変えるという複雑な連立方程式まで踏み込んで解かないと、真の価値(Value)は出ないという確信のもと、価値実現の実行に真剣に取り組める、というのは、私が入社前に持っていたコンサルティングのイメージをいい意味で裏切ってくれました。

世界中のモチベーションの高い、尊敬できる仲間と、何の壁もなく仕事ができること

「Global One Firm」という言葉の通り、地域・産業・専門の経験をそれぞれに持ったグローバルな同僚と、思い立ったその日に役職、地域など全く何の壁もなく、自由に平場で議論できること。また知識の独占ではなく共有によりイノベーションが生まれ、お互いを高め合えるということは、そこから得られる知識・知恵にとどまらず、マインドセットの変革という意味でも大きく私を成長させてくれました。

それでは、ゴーンさんみたいになれたのか

もちろんまだ道半ばですが、山に近づいたことでその大きさ、登山ルート、他の面白そうな山など色々と見えてきました。 今後は、少しでも早く、その道を登っていけるように、全力を尽くしていきたいと思っています。